歌壇2025年6月号

¥ 1,000

巻頭作品30首
 栗木京子  夢と呼びたし

巻頭作品20首
 玉井清弘  飛び火
 黒木三千代  落椿・虫

巻頭作品10首
 伊勢方信  雪を見る
 小谷奈央  パンク

特集 短歌にタブーはあるか? 短歌の批評性とは
 岩内敏行  根底に〈読者〉はいるか
 大辻隆弘  たとえば、竹山広
 大松達知  内省を突きつける歌
 荻原裕幸  前衛短歌の秀歌と批評
 小塩卓哉  批評の活性化のために
 斉藤斎藤  あなたの「善い」は、ほんとうに善いのか?
 齋藤芳生  「タブー」よりも恐ろしいもの
 瀬戸夏子  批評へ、短歌へ、文学へ
 田中拓也  詩的礼節
 富田睦子  論争は命がけ
 花山周子  言葉の出所

作品連載 日付のある歌
 きのふ今日あす9  永田和宏

シリーズ 小池光インタビュー
 言葉とことばの出会い―小池光の戦後短歌史6  聞き手:寺井龍哉

トピックス
 高校生のための短歌ゼミ  山口明子
 晴れの国 短歌の午後   大森静佳

好評連載
 名歌発掘15                 三枝浩樹
 かつて『源氏物語』が嫌いだった私に 最終回 吉川宏志
 歌ことばに遊ぶ29              阪森郁代
 近代歌人うた物語15             藤岡武雄
 永井陽子 太陽のうさぎ 最終回       江戸 雪
 画架に短筒66                 塚本靑史
 熟年歌人の歌234              白倉一民

作品12首
 綾部光芳  漏刻
 磯田ひさ子  幸をはぐくめ
 大井 学  さつきのうた
 笠木 拓  空音
 駒田晶子  蒙古が襲来
 鶴田伊津  こんこと冷や飯
 彦坂美喜子  呟き
 藤岡成子  風のかあさん
 藪内亮輔  凍て
 吉田直久  バチカンの石畳

作品7首
 大川智子  空へ漕ぎだす
 加藤綾子  「満了」
 駒田善治朗  朧なる日日
 坂和生子  母は百六歳
 佐野督郎  春の断章
 下田秀枝  小地獄の湯
 下村すみよ  かよちゃん
 正田益嗣  終の日々
 平田利栄  春の参道
 村田俊秋  裁付袴
 諸岡史子  よつかど短歌会

時評   河田育子
作品評  佐藤華保理

歌集・歌書の森
 小塩卓哉著『新・岐阜県歌壇史』  広坂早苗
 尾崎まゆみ編『塚本邦雄歌集』  阿木津英
 齋藤宣彦著『家族から見た史の想い出』  佐伯裕子
 長澤ちづ歌集『時の舳先』  三枝むつみ
 今野英山歌集『ランドスケープ』  今井正和
 『現代万葉集2024年版』  小山常光
 井上法子歌集『すべてのひかりのために』  榊原 紘
 今井正和著『彼方に向かいて』  島田修三
 篠田理恵歌集『記憶の接点』  古谷 円

ウルトラ・アイ
ニュース・クリップ
読者歌壇  高貝次郎/沢口芙美

日本の色彩をうたう6  白緑/紀野 恵
歌壇スポットライト
作歌の七つ道具6  東 直子

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